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赤い洗面器を被った女_The Woman Wearing a Red Washbasin
赤い洗面器を被った女 The Woman Wearing a Red Washbasin
『赤い洗面器を被った女』は、都市の「儀礼的無関心」にシュルレアリスム的な「ずらし」で介入し、他者との距離感を揺さぶるゲリラ・パフォーマンスである。
赤い洗面器を被った女が商店街を歩き、喫茶店でパフェを食べ、公園で読書をする。遠目には帽子やヘルメットにも見える姿は、近づくにつれ「洗面器」であると分かり、日常の風景に小さな異常を生み出す。
電車の中で肌が触れ合うほど近くにいても会話が生まれない現代都市では、違和感に気づいても深入りしないことこそが安全で成熟した振る舞いとされている。
本作はそのような都市の心理的距離感に問いを投げかける。異質さに惹かれて声をかけた者だけが、「被りますか?被りませんか?」と書かれた「赤い手紙」を受け取る。「被る」を選択した参加者は自らも洗面器を被って街へ出ることとなり、異質な存在として次の誰かへ手紙を渡していく。一方、違和感を目撃しながらも見過ごす者も存在する。
洗面器を被る「能動的参加者」と、異質さを遠巻きに見守る「受動的観察者」。双方が柔らかな異常の目撃者として選択を迫られる。
2026年6月24日_国際野外アート展野外✖️アート✖️まちなか 2026年トロールの森2026にて、まちなかゲリラパフォーマンス「赤い洗面器を被った女」が採択
実施は2026年11月を予定している
▼「トロールの森」は杉並区のJR西荻窪駅周辺から都立善福寺公園にかけてのエリアを舞台にした国際野外アート展。
2002年にスタートして今年25年目を迎えます。11月の3週間、都立公園を舞台にした野外展をはじめ、駅や商店街のまちなかで出会うアートや身体表現、まちの魅力を発見するプロジェクトなど、多彩なアートに触れてください。(HPより引用)

▼作家である夏川まりな自身が赤い洗面器を被り街中を周遊する

▼赤い洗面器を被った女に声をかけた参加者のみが、赤い手紙をもらい「かぶる」という選択をした場合赤い洗面器の設置場所に向かい、赤い洗面器を被る
儀礼的無関心を超えて声をかけた者が赤い洗面器を被ることで、街中に広がっていくゲリラパフォーマンス

▼赤い洗面器を被った女のプロセス

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